廃車の豆知識

永久抹消登録をする前に売れる可能性が!

自動車の廃車を行う前に、廃車の種類を知っておかなくてはなりません

。廃車の手続き関係は「道路運送車両法」によって規定されており、廃車というのは通称で、正式には「抹消登録」という名称となります。

抹消登録とはどういうものか?

抹消登録には、車両をどのような扱い方にするかによって、「永久抹消登録(15条抹消登録)」「一時抹消登録(16条抹消登録)」「輸出抹消登録(15条の2抹消登録)」の3つに分類されます。

このうち永久抹消登録は、永久的に対象自動車に乗らなくなった場合に行う廃車手続きです。

この永久抹消登録をした自動車は、車として存在しない事になりますので、国内で車としての使用ができなくなります。

一時抹消登録との違いは、永久抹消登録の場合には、対象の車が本当に抹消されてしまい、再度車としての登録ができなくなってしまう事です。

永久抹消登録では、申請時に書類を揃えたり、ナンバープレートを取り外して返納するなどの手間と費用がかかります。

申請費用は無料になりますが、申請に係わる書類などの準備に費用が発生する場合があります。

それまでに対象自動車に関わっていた税金やリサイクル費なども支払い根拠がなくなりますので、既に支払っていた余分な額が還付されたりします。

それでもスクラップなどの解体や最終処分で廃棄扱いなどでかなり費用もかかり4~5万円は出費を見込んでおいたほうがよろしいでしょう」。

永久抹消登録を行いますと、車はスクラップとなります。

その後は部品取りとして一定期間保管したり、解体処理で金属などはリサイクルの原料にまわされたりもしますが、スクラップ原料として輸出され海外で修復して車として再利用される場合もあるといいます。

自分で廃車の手続きする前に業者に相談する方が得する

永久登録抹消に関しては、その後、二度と使わない車の処分をどうするかといったことで、「解体抹消(解体届け)」や「輸出抹消登録(15条の2抹消登録)」といった類似手続きも考えられますので、こういった自動車の処分に慣れた専門業者さんなどに相談することがよろしいかと思います。

永久抹消の手続きでは、手続きに関連する費用も発生しますので、買い替えなどでまだ使える車の処分などは、自分で手続などをやらなくても良いような売却が便利ですね。

そこで自動車の廃車手続きを自分でやってしまう前に、一度買い取り業者さんなどに相談してみてはいかがでしょうか。

そのままの状態で値段をつけて買い取ってもらえると、廃車の手続きに関する手間や費用もなくなりますし、売却の際には諸手続きのアドバイスや代行サービスもやってくれる場合がありますので、これからの廃車手続きはまず買い取り業者さんに相談で正解という常識が定着しつつあるようです。

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