廃車の豆知識

自家用車を高く査定してもらうポイントとコツ

車の査定で少しでも高くできるのであれば、その後の新車購入でも有利ですし、もともと廃車同然で処理費用ばかり心配していたのとは全く逆で、売る楽しみといったものも感じられるのではないかと思います。

では、高く売るための留意点はどのようなものでしょうか。

細かく言えば、新車の状態から時間とともに離れていくだけで、価格は下がっていくものと諦めてしまいそうですが、車種や年式によっては修理部品の不足や希少価値といったものも出てきまして、古い→安いという常識は通用しないこともあります。

ただし、そういった特殊な場合を除くと一般的な高額査定の常識といったものがあります。
簡単にまとめてみますと以下の通りです。

  • (1)外観が美しいほど高く売れる
  • (2)基本部品が純正であることが高く売れる。
  • (3)基本性能を左右するメンテナンス(腐食対策やオイル交換)がなされていると高く売れる。
  • (4)人気車種や商業用車種は高く売れる。
  • (5)査定などでこまめに価格チェックや相談をしたほうが高く売れる。
  • (6)整備記録簿や保証書があると高く売れる。
  • (7)高く売れやすい色(ホワイト、ブラック、シルバー)がある。
  • (8)特殊なチューンや改造が無いほうが高く売れる。
  • (9)外観の傷やへこみ、付属装置や内装関連の動作に問題がないと高く売れる。
  • (10)重量の重い車ほど高く売れる(資材価値)

高く売る為のコツ

高く売るための条件は、業者が引き取ったあとで流通に乗せやすいかどうかという問題が係わってきます。

たとえば車の機能にどこにも問題がなくエンジンも快調であったが、窓が汚れていて車内に異臭がするといった場合など、これは販売のために1日作業員を雇って清掃させなくてはなりませんね。作業員の人件費だけでも価格は下がって当然です。

このような場合でも、日頃から清潔に使用していれば、特に大掃除をしなくても問題無い場合が多いでしょう。

また、売却を決めてからでも、エンジン補修などのような素人では無理作業でなくても、ちょっとした清掃だけで高額査定につながるのですから、留意しておきたいものです。

こういった車の買い取り査定のチェックポイントは、実は車検の作業ポイントとラップしている部分があります。

車検に出すと、基本性能のメンテナンスや補修の他に、車全体がさっぱりして戻ってきた経験はありませんか。

これはサービスの一環で外観部の簡易清掃を実施してくれる工場もあるからで、ポイントサービスなどでは外観ばかりでなく内装設備や室内のゴミや汚れ臭いなどもチェックしてくれたりします。

もし、高額査定をお考えでも掃除などの時間もないという場合は、このような点検の後で査定してもらうのも、有効ではないでしょうか。

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